各種の免疫不全症の診断、治療も当グループが担当します。
主な対象の原発性免疫不全症候群は、細菌やウイルスの排除をつかさどる免疫系のどこかに、生まれつきなんらかの問題のある病気の総称です。まれな病気が多いものの、いくつかの病気では骨髄移植をはじめとする特殊治療が必要な場合があり、早期診断が何よりも大事です。
原発性免疫不全症候群は、現在150以上の病気が知られていますが、最近の研究の進歩から多くの病気で原因遺伝子が明らかとなり、QOL(Quality of Life:生活の質)が向上しています。しかし、診療にあたっては、臨床症状が病気ごとに一様ではなく、診断に必要な特殊検査をはじめ、治療や生活管理においても、しばしば専門的な知識と技術が要求されます。
千葉大学医学部附属病院小児科は、“原発性免疫不全症の専門施設”としてPIDJ(Primary Immunodeficiency Database in Japan)に参加しています。