小児の免疫不全症【診療】
----- 免疫グループ

小児の免疫不全症

各種の免疫不全症の診断、治療も当グループが担当します。

主な対象の原発性免疫不全症候群は、細菌やウイルスの排除をつかさどる免疫系のどこかに、生まれつきなんらかの問題のある病気の総称です。まれな病気が多いものの、いくつかの病気では骨髄移植をはじめとする特殊治療が必要な場合があり、早期診断が何よりも大事です。

原発性免疫不全症候群は、現在150以上の病気が知られていますが、最近の研究の進歩から多くの病気で原因遺伝子が明らかとなり、QOL(Quality of Life:生活の質)が向上しています。しかし、診療にあたっては、臨床症状が病気ごとに一様ではなく、診断に必要な特殊検査をはじめ、治療や生活管理においても、しばしば専門的な知識と技術が要求されます。

千葉大学医学部附属病院小児科は、“原発性免疫不全症の専門施設”としてPIDJ(Primary Immunodeficiency Database in Japan)に参加しています。

当科診療中の免疫不全症候群

  • 重症複合免疫不全症(SCID)
  • X 連鎖無ガンマグロブリン血症(XLA、Bruton型)
  • 分類不能型低ガンマグロブリン血症(CVID)
  • 慢性肉芽腫症(CGD)
  • 高 IgM 症候群
  • 高 IgE 症候群(HIES)
  • IgM 単独欠損症
  • Wiskott-Aldrich 症候群
  • 白血球粘着不全症(LAD)
  • 乳児一過性低ガンマグロブリン血症
  • 慢性良性好中球減少症
  • Scwachman-Diamond 症候群
  • その他、慢性活動性 EBV 感染症(CAEBV)など

親の会・患者会など

  • PIDつばさの会
    原発性免疫不全症の患者さんの会です。我々も賛助会員として支援しています。